’14年3月のツーリング

全国一億三千万人の「パワーズツーリングレポート」ファンの皆様、 大変お待たせをいたしました。 3月のレポートがあまりにも遅いので、 実は「ゴーストライターに逃げられたんじゃないか」とか 「ツーリング自体が捏造だったのではないか」などの疑惑を、 あなたも抱いてしまう今日この頃かと存じます。 なぜ、
こんなに遅かったのか!その真相はココで明らかになります。 ココは、後ほどゆっくりご一読ください。

さて、去年は雨に泣かされたパワーズ ツーリングでしたが、今年は初回から 小春日和に恵まれました。 はりきって出かけて来たパワーズ 社員一同3人。 でもまだ、国府津には誰も来ていません。 誰も来なかったらどうしよう・・・





小さな不安を抱えながら、
駐輪場に続々と 集まるバイクを値踏みする、パワーズ社長とM田。
社長:「コレ全部でスゴイ金額だな」 M田:「そうですね、○○万円はいきますね。」
って、ヤですよバイク屋。














にゅるにゅるっと集まったところで集合写真です。 普段はGSX-R1000を駆るRちゃん、今日は二人乗りも快適なCB400SFで可愛いお嬢さんと タンデムで参加。ある信頼筋の情報によると弟ちゃんのCBを略奪、いや、お借りしてきたらしい。 確かに、R1000の後ろでは彼女も辛い。優しいRちゃんです。


さぁ、しずしずと冬眠明けのツーリングに出かけましょう。 シーズン初めは、いつものコースでウォーミングアップです。 西湘バイパスから箱根新道、十国峠を経て熱海峠から伊豆スカイラインへと入ります。 冷川の蕎麦屋「ぷくぷく」さんでお昼を食べますよ。


伊豆スカイライン、熱海峠料金所。若いお嬢さんの参加でなんとなく浮き足立った面々。軽やかに箱根新道を上ったものの、山の上は想像以上に寒かった。数日前にも雪が降ったばかりです。思わずエンジンで暖を取ります。とりわけDR250氏はバイクの発熱量が 少ないので凍えております。
伊豆スカイラインは日当たりが良いので暖かく感じられ、緊張もほぐれます。風や気温をダイレクトに感じられる、正にバイクの醍醐味であります。が、DR氏はお昼ご飯の「ぷくぷく」さんに着いたときには生命活動が危うくなるほど 凍えておりました。
「膝が寒すぎて、血が出そう。」という、やたらリアルな解説で、筆者も同情を禁じえませんでしたが、よく聞きゃモモシキ履いてないと言うので、「我々若くないのですからモモシキは必須です!」と、力強く説教。




テーブルの奥に、セーターを着た陸ガメが 座っているように見えますが、M田です。



この日は早い進行で時間に余裕もあり、若いお嬢さんもいらっしゃるということで、帰りに熱海梅園で観光と洒落込みます。熱海梅園といえば単なる通過ポイントだったこの30有余年。初めてそこに足を踏み入れるときがきました。この手の観光スポットは、訪れると意外にオツだったりするものです。


ところが梅が、終わってた。オツも何もあったものではありません。
そういえば梅は2月が見頃の花。無計画が招いた、極めてショッパイ画像であります。梅というより枝・・・。



しかし、梅園を奥へと進んでいくと、可憐な花をつけて、 我々を待っていてくれた 梅の木がありました。自称「男の哀愁を漂わせる」 パワーズM田の背中が、景色を肌寒くさせてはいますが、その向こうに梅の花が香り立っています。












そして、哀愁とは対照的なツーショット。 間違いなく気温が3度上がった気がします。



みやげに買った梅こぶ茶を片手に甘酒。皆が梅園の奥まで散策している間、茶屋の前のベンチに陣取って日向ぼっこをする、パワーズ社長とDR氏。DR氏は、太陽光エネルギーからデンプンを生成し、これをエネルギーに変えて体温の上昇を図りながら、大気中に酸素を放出しております。



熱海梅園を満喫した後は、根府川の「からみもち屋」鈴樹さんへ立ち寄りました。
真鶴の旧道を楽しく走っていると、ちらっと目にする「からみもち」の看板。 折に触れ、食いてぇ~と思っておりました。おやつにしてはちょっと重たい、にもかかわらず平らげてしまう魅惑の食材、もち。コレが大根おろしと渾然一体となって、私のダイエットへの固い誓いを揺るがすのでございます。
奥でどさくさに紛れて皿食ってるDR氏。得点高いですよ~。








M田のおしるこが美味しそうすぎる。
また味噌おでんに至ってはビールをこらえるパワーズ社長にとって、もはや残酷の域に達しております。






少人数なので短めではありますが、いつものラインダンスで締めくくってみました。

実にまったりとした、2014年最初のツーリング。しかしパワーズ社長は、新たに手に入れたGSR750でかなり楽しく走ったもよう。一方、筆者はタンデムでスムーズに走るCB400SFのお尻を眺めながら、最近年齢が目にきているのを実感したのであります。このままでは、ツーリングの度に最後尾で一人ぼっちになる恐れがあります。これを回避するためには、筆者より”目にきている方”の参加が不可欠です。そんなアナタのご参加を心よりお待ち申し上げております。

次回は4月20日で~す。