| 以前は125ccまでの小排気量スクーターは2サイクルがメインでした。これは、エンジンが軽量で生産コストが安く加速が良いという、2サイクルエンジンの特性が小排気量車に向いていたからです。 現在は排ガス規制をクリアするために、国内では全機種4サイクルで生産されています。4サイクルは2サイクルに比較して、次のような特徴があります。デメリットとして、生産コストが高い、エンジンが大きい(重い)、加速がにぶい。メリットは、燃費が良い、エンジンの耐久性がある、排ガスがクリーン。 今回は、4サイクルスクーターと上手に付き合うメンテナンスで、特に気を付けたい点をお話します。 ●エンジンオイルは3,000km走行以内に交換しましょう● 4サイクルは4輪車と同じように、定期的にエンジンオイルを交換します。以前2サイクルにお乗りだった方はオイルランプが点灯したらオイルを足すという作業をしていたかと思います。4サイクルは交換なので廃油が出ます。お客様ご自身で交換するのは面倒ですね。で、ついつい交換しなきゃと思いつつ、走ってしまうケースをよく見かけます。 ほとんどの機種がオイルは1リットル程度しか入っていません。少量なので劣化し始めると、エンジンが焼き付くという最悪の事態まで、そう長くはもちません。実際に焼き付いてしまった例がパワーズの店頭でも何件かあります。高額な修理が必要になりますので、必ず3,000km以内に交換してやりましょう。理想は1,500km毎です。 ●エアチェックも忘れずに● これは4サイクルに限ったことではありませんが、せっかく燃費の良いエンジンでもタイヤに空気が入っていなければ台無しです。給油の折にガソリンスタンドでもエアチェックできます。もちろんパワーズにお寄りいただければ無料でエアチェックいたしますので、月に1度はエアチェックを。 ●インジェクションなら・・・● 4サイクル化と同時にインジェクション仕様の機種も増えてきました。インジェクションとは、電気式燃料供給装置のことです。エンジン回転数や温度などの情報をセンサーが感知して、コンピューターが燃料供給量を判断するものです。エンジンの始動性が良くなったり、燃費の向上にも貢献しています。でもこの装置も定期的に掃除してやらないと、汚れて機能が低下し、加速が悪くなったり、エンジンが停止したりします。定期点検をお受けいただくと安心です。 バイクは、何を買おうかと考えている時も楽しいものです。 自分に合ったバイクはどれかな?のご参考になれば幸いです。 ● 機種選び よく、まったく違うモデルを比較してどれを買おうか迷うお客様がいます。 スクーターとスポーツモデルで悩んだり、さらにデュアルパーパスまで視野に入れて悩んだり。購入の選択要素は「予算」「好み」「使い勝手」の3つですが、自分にとってどの要素が最も重要かをまず決定しましょう。予算に合ったバイクが多少好みでなくても、毎日役に立ってくれるとかわいいものです。また大好きなスポーツモデルなら渋滞でも我慢できます。バイクにはモデルによって得意なシーンがあります。最も使用時間が長いシーンに合わせてモデルを選ぶのも失敗しない一つの方法ですね。 ● 足つき性 新車の足つき性がそのままではありません。足つきが良くないからと諦める必要はありません。小柄な方なら、特に女性は体重も軽いことが多いです。サスペンションの設定が可能なモデルは少なくありませんから、調節すると足つきは良くすることができます。サスペンションの調節は前後のバランスが大切なので、販売店に相談しましょう。また、中古車に跨って足つきを確認する場合は走行距離に注意しましょう。距離が多いほど、サスペンションがへたっていて足が届くものです。前オーナーの好みに変えてあるかもしれません。中古車の場合は同じ機種でも個体差があることを承知して、足つきを確認しましょう。。 ● 走行性能 「友達の○○に乗ったことがあるけど以外に加速が良くない。」とか、「コーナリングしにくい」などお客様から聞くことがあります。それがそのままその機種の評価になっていますが、はたして友達のバイクは健康な状態だったでしょうか?試乗する機会があるなら、そのバイクの状態を考慮して判断しましょう。できればメーカーなどの新車試乗会で乗ってみるのがいいですね。 ● 相場価格 中古車を選ぶ場合、価格は重要な要素です。雑誌などで欲しい機種の価格帯を確認すると、つい下限を見て「これくらいでも買えるのか。」と考えがちですが要注意。その機種の相場価格は全データの価格の真ん中で最も多い件数の価格帯です。それより安いものは走行距離が多かったり、外観が悪かったりします。これを、外観を直し消耗品を交換したら、きっと相場価格になるはずです。エンジンや足回りは新車並みで、小傷が多くて安い玉。な〜んて都合の良いものはそう出ません。なぜなら販売店はこれをきれいな外観に直して、極上車として販売します。お目当てのモデルの相場を正しく把握して予算を組み、入手直後のメンテナンスに手間がかからない中古車選びがお勧めです。 |
「ETCうっかりにご注意」 の巻先日のお客様談「車でETCカード入れ忘れて、料金所突破しちゃった。」 うっかりカードを入れ忘れて通行してしまった場合は、速やかに各高速道路会社にその旨を連絡しなければなりません。放置すると不正通行とみなされ、30万円以下の罰金を科せられることがあります。彼はすぐに道路会社に連絡をしたので、通常課金されて問題はありませんでした。 もともと、料金所でETCに利便性を感じるのは車よりバイクですよね。グローブを外したり、ウェストバッグから財布を出したりと、バイクでの料金所はかなり面倒。後ろの車にも気を遣います。現在では助成金の効果もあって、バイクのETC装着数もかなり増加しています。バイクの車載器は四輪用のようにおしゃべりしません。「カードが挿入されていません。」などと言ってくれないので、カードの入れ忘れには充分注意したいですね。料金所のバーに当たると相当痛いですから。 冒頭の彼はバイクにもETCが付いていますが、バイクではまだ料金所を突破したことはないと言っていました。万一突破することがあったら、どの程度の恐怖かお伺いさせてください。 小さくお待ちしてます。 |